米国株の投資が少額から可能になるよ【SBI・楽天・マネックス】
今月に入り、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の大手三社は米国株取引手数料の値下げ合戦を始めていました。
そして僕の携帯に一通のメールが来ました。
その内容は、
※(2019/7/22現地約定分より)
魅力的な米国株

出典:multpl.com
どうですか?
見事な右肩上がりですね。
一方日本の代表的な指数である日経平均株価のチャートを見てみます。
出典:日経平均株価AI予想
未だに約30年前のバブル期の価格を超える事ができません。
上記を見ると一目瞭然の様に、日本株に投資するよりも米国株に投資する方が、圧倒的に優位性がある事がわかりますよね。
指数インデックスETFに関しては日本でも代替商品がある
米国の個別企業を買うとなると、米国市場で直接買い付けるしかありませんが、上記に例をあげたような、指数に投資したい場合は日本の投資信託で代替商品を購入する事ができます。
例えば有名な所では、バンガードVTIの代替商品となるのが楽天全米株式インデックスファンド。
通称、楽天バンガードファンド(全米株式)と呼ばれる投資信託ですね。
こちらは米国市場で購入できる本家のVTIとは違い、配当金はありませんが同じ様な投資効果が得られるように設定されています。
米国株に直接投資する際の注意点
米国株に直接投資する際にはいくつかの注意点があります。
取引できる時間帯が日本と違う
当たり前の事ですが日本とは市場が開いている時間帯が異なります。
米国株を購入する場合、原則的に米国の市場が開いている時に取引を行います。
日本の株式市場とルールが異なる
取引ルールも日本とは異なります。
主な点をあげると日本の株式市場にある前場、後場の区別はありません。
またストップ高・ストップ安も無いので、一日で株価が青天井に上下する可能性があります。
最初に米ドルに両替する必要がある
米国株を直接買う時には当然の事ながら米ドルで買うことになります。
なので、まず最初に日本円を米ドルに両替する必要があります。
両替には若干の手数料がかかりますので、一度米ドルに両替して投資を始めたら、できるだけ米ドルのまま保有しておく方が、その都度手数料がかからないのでお得になります。
そして米ドルのまま保有しておくことで、通貨分散によるリスク回避効果も得られます。
配当の二重課税問題がある
米国株に投資した場合、受け取る配当には米国での現地課税10%に加えて日本での課税(20.315%)がかかってきます。
この現地課税の分は、所得税の控除によって取り戻すことができるのですが、様々な条件により一部しか取り戻せない場合やまったく取り戻せない場合もあります。
まとめ
・買いたい米国の個別企業がある場合は、米国市場で直接買い付ける以外にない。
・両替回数はできるだけ減らす事が望ましい。
・米国の指数にインデックス投資したい場合は、日本の投資信託で代替できるものがある。
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