投資初心者が始めるには株とFXのどっちがいい?
初めて投資をする場合、株式投資かFX(外国為替証拠金取引)投資から始められる方が多いと思います。
この2つはネットにも多くの情報が出回っているし、最初からある程度の資金を要する不動産投資に比べて始めるのに必要なハードルが低いのもその理由です。
最近では暗号資産、いわゆるビットコインなんかも流行りですが、僕はビットコインは所有しておらず、詳しく知らないのでここでは語りません。
それではまず結論を言いますと、
まずは株式投資からはじめよう!
投資初心者にはFXよりも株式投資をお勧めします。
始めて投資に取り組まれる方はこちらの記事をご覧ください。↓
では、その理由を解説します。
株は現物取引が基本、FXは証拠金取引が基本
最初に株式投資をした方が良い一番の理由が、現物取引が基本という点です。 現物取引とは10万円の株があったとしたら10万円でその株を購入する事を言います。

現物取引はわかり易いですね。
一方FXの場合はレバレッジを効かせた証拠金取引が基本となります。
FXでも株の現物取引同様にレバレッジを効かせずに取引する事はできるのですが、その場合は株式取引に比べて、最初により多くの資金が必要になってきます。
証拠金取引とは実際の価格で購入するのではなく、購入後に発生する損益額部分だけの証拠金を預けて取引する方法の事です。
100万円分の米ドルを10万円で購入した場合=レバレッジ10倍
という風にレバレッジは預け入れる証拠金額により変わってきます。
現在では25倍までのレバレッジをかけて取引する事ができます。
レバレッジ5倍で取引していたならば、損失が20万円出た時点で強制決済されて終了。
10倍ならば損失が10万円出た時点で、同様に強制決済されて終了となります。
もちろんレバレッジを効かせる事にはメリットも多くあるのですが、レバレッジ取引をするには綿密なチャート分析が必要となってくるので素人には難しく、ある程度の勉強が必要になってきます。
株は向いてる方向が同じ、FXは様々
株式投資は企業に投資する事です。
企業はどこも常にさらなる成長を目指しています。
つまり常に上を向いて努力を重ねています。
その成長に投資するのが株式投資ですね。
一方FXはその時の全世界的な経済情勢や政治的要因により、国自体が自国通貨の価値を高めようとしたり低めようとしたりします。
つまり通貨は時と場合により上を目指したり下を目指したり方向がバラバラです。
その中で先の方向性を予測するとなると、やはりチャート分析が重要になってきます。
そしてもう一点重要なのが、株式投資は会社に投資がされて、その投資金を元手に会社が成長する事で利益を増幅させていくのに対し、FXは二カ国間の為替レートの変動差を取引するだけなのでゼロサムゲーム、つまりは参加者に寄る奪い合いになります。
株式は同じ相手と戦う事もできるが、FXは百戦錬磨のプロが相手
もちろん株の世界にもプロはたくさんいます。
ファンドが正にそうですね。
しかし彼らは日本で言えば主に東証一部を主戦場としています。
小さな市場の小規模な会社の株には目もくれません。
なぜならファンドのようなプロは、取扱額が大きすぎて優良でも時価総額が小さい会社の株を買うことが困難だからです。
そういった時価総額が小さい企業の株は、個人投資家などほぼ素人の売買によって株価が維持されています。
つまり相手も素人なので、プロを相手に取引するよりも有利に取引する事ができるのです。
逆にFXは規模が大きすぎて、いくらでも資金量を市場に投下する事ができます。
つまりはファンドというプロたちと同じ土俵で戦わなければならないのです。
あなたは百戦錬磨のプロ相手に勝負を仕掛けますか?
まとめ
・株式はどの企業も成長を目指すがFXはその時により目指す方向が様々
・株式は主に素人が支える市場もあるが、FXは百戦錬磨のプロと同じ土俵
こうして書くと、FXはデメリットだらけなのかと思いますが、もちろんFXにもFXでしか得られないメリットがあります。
それについては別の機会にお話ししたいと思います。
僕は最終的にはどちらの投資もすべきだと思うし自分もしていますが、今回は始めて投資に取り組む場合はどちらを選ぶべき?という点に特化して話しました。

どちらの投資もした方が良いのですが、
まずは株式から始めることをおすすめします!
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