前回のお話しで投資初心者の方が最初に手を出すには個別株よりも投資信託をおすすめします、という記事を書きました。
その記事がこちら
さて、あなたが投資信託を購入する事に決まったとして、投資信託にも多くの銘柄が多くありますよね。
まずは銘柄を探す前に、投資信託にある2つの種類の違いを説明し、どちらの種類の投資信託を買えば良いのかを考えてみましょう。
投資信託の種類
投資信託には大きく分けるとアクティブ型、パッシブ型(インデックス型)の二種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるのであげてみたいと思います。
アクティブ型投資信託のメリット・デメリット
アクティブ型投資信託とは
アクティブ型投資信託とはアクティブファンドとも呼ばれ、プロのファンドマネージャーが有望な業界や企業を独自に調査して株式を購入し、ひとつの商品にパッケージングした投資信託です。
現在ある商品で有名なのは「ひふみ投信」ですね。

ひろゆき
僕も自分の投資信託ポートフォリオに一部アクティブファンドを組み入れてます!
メリット
・パッシブ型に比べて大きなリターンを期待できる。(リスクも増える)
・医療、IT、バイオテクノロジー、エネルギーなど、色々な分野に特化した商品があり、自分が好きな分野に集中投資する事ができる。
・医療、IT、バイオテクノロジー、エネルギーなど、色々な分野に特化した商品があり、自分が好きな分野に集中投資する事ができる。
デメリット
・パッシブ型に比べて運用手数料が割高になりやすい。
・ほとんどの銘柄がパッシブ型と比較すると好成績を残せていない。
・ほとんどの銘柄がパッシブ型と比較すると好成績を残せていない。
パッシブ型(インデックス型)投資信託のメリット・デメリット
パッシブ型(インデックス型)投資信託とは
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、海外ではNYダウやS&P500など、ある指数に連動する様に購入銘柄を調整して、ひとつの商品にパッケージングした投資信託です。
メリット
・運用手数料がアクティブに比べて安い。
・指数に連動しているので新聞やニュースなど様々なメディアからも情報が得やすい。
・指標だけを分析すれば良いのでシンプル。
・指数に連動しているので新聞やニュースなど様々なメディアからも情報が得やすい。
・指標だけを分析すれば良いのでシンプル。
デメリット
・アクティブファンドの様な大きなリターンは得にくい。(その分リスクは減る)
・限られた指標をベースに投資するので購入できる商品も限られる。
・限られた指標をベースに投資するので購入できる商品も限られる。
以上のようになります。
上記の説明でおわかりになるかと思いますが、どちらを購入すれば良いのかは一目瞭然で、アクティブ型投資信託のデメリットに次の一文「ほとんどの銘柄がパッシブ型と比較すると好成績を残せていない。」とありますね。
つまりはパッシブ型(インデックス型)を選べば間違いないという事です。
僕も上の方でアクティブ型を自分のポートフォリオに組み込んでいると言いましたが、その比率は保有している投資信託全体の5%にもなりません。
95%以上はパッシブ型(インデックス型)投資信託で運用しています。
じゃあどんな時にアクティブ型に投資すれば良いの?
僕がアクティブファンドの購入をすすめるとしたら、下記のいずれかの場合だけです。
・あなたが商品の過去の成績を見て、将来の値上がりを確信できると思った時。
・あなたがこの業界に成長して欲しいと思う業界の商品がある時。
・あなたがこの業界に成長して欲しいと思う業界の商品がある時。
その場合でもポートフォリオの一部に組み込む程度が良いと思います。
アクティブファンドに全力投資はリスクが高いのでやめておきましょう。